二世帯住宅に一緒に住む義理の両親と夫が関東出身でしたので、地震対策へのこだわりは相当なものでした。このような理由から、夫は、最初は、平屋と言っていましたが、流石に仙台市で屋根修理して二世帯住宅にするには、土地に限りがあり、二階建てということになりました。
こちらから、埼玉県の工務店で設計士に間取りを伝えて設計してもらい、設計図を見せてもらいました。夫が気になったことは、間取りよりもどのくらいの木材の太さ、何本使っているのか、そうするとどのくらいの強度になるのかということでした。
建築を依頼した会社は、数寄屋造りを得意としており、通気性のよい木造建築が希望だったので、それはよかったのですが、耐震に関しては、逆にかなり気を使いました。結局、当初、図面に書かれてあった筋交いの2倍の筋交いを追加しました。
私は、雪国生まれて地震の経験がなく、雪や寒さに対する対策の方が気になっていました。そのため、窓は二重サッシにしました。高齢者と住むので、防寒も必須でした。
当時、筋交いに関しては、木材をクロスさせるという感じでしたが、今は、面材にしたほうが良いと言われているようです。建てた当時は思いつきませんでしたが、知っていれば、面材の検討をしたと思います。